カンパーニュ初挑戦!

パン屋さんで一度も購入したことのないカンパーニュをまさか自分で作る日がこようとは、誰が想像できようか。いや誰にもできない。

なんだか英語や古文の反語を自らに使ってしまいたくなるほど、これは自分でも驚きです。何かを作るとしたら、自分の好きなものを作ろうとするでしょ? 私、カンパーニュに魅力を1mmも感じたことがなかったんですよ。

お店で出されたカンパーニュはそれぞれこだわりがあるのはもちろん承知の上だけれど、皮が硬すぎて口の中で刺さったり、皮がちぎれなくて歯が抜けそうになったり…あまり良い思い出がなかったんです。

でも、見よう見まねでパンを作っているうちに、膨らむ感じや焼ける様子を見るのが楽しくなり、カンパーニュのあの膨らみも目の前で見たくなったんですよぉ〜。

砂糖やバターを入れない素朴なパンが好みだということにも気づき始めちゃったら、もう作るしかないわけです。

うちのオーブンは200℃が最高だけれど、たいていのレシピには「250℃の予熱で230℃で焼く」と書いてある。失敗覚悟で挑みました。

          

まずまずの発酵にこぎつけ、発酵カゴは持っていないので適当にドーム状にして、カッターナイフでクープ(切れ目)を入れてみた。霧吹きをかけて、いざポカポカ陽気程度の200℃の世界へ!

           

おーーー! 焼けた。

クープを入れたけれどパッカーンと割れることはなく、ただの模様にしかならなかったけれど、こんがりと焼き上がったことはかなり嬉しい!

          

強力粉と全粒粉のミックスです。我が人生に全粒粉が関わるなんて、これまたビックリですよ。笑

         

こんな風に薄切りにしてお店で出てきますよねっ。このカンパーニュは、とっても美味しかった。皮が薄くてパリサクッという感じで口の中が傷だらけにはならない!

中はふんわりモッチリ。素朴なパンの優しい香りがする。冷めても次の日も美味しかった。

冷凍してさらに次の次の日も美味しかった。サンドウィッチにしても美味しかった。スープに浸しても美味しかった。

さて、2回目に作っても同じカンパーニュに焼き上がるのかは全く未知数です 笑

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