失敗は大成功の元!

久しぶりにパンを作ろうと思ったのです。

大きめのどんぶりを計量器の上に置いて、強力粉200g→ドライイースト3g→砂糖20g…と、加えていきながら計っていました。

強力粉の段階で、

「あれ〜、200gってこんなに多かったかなぁ?」

と、半信半疑。久しぶりのパン作りだから、量の感覚も忘れちゃってるのかもしれないと思い、そのまま続行。

ドライイーストを加えながらも、

「あれ? なかなか3g分に達しないぞ。あ、袋から出したつもりが出てなかったのかもね」

と、計量器の数字を見つめる。

次に砂糖。これはスプーン3杯分がだいたい20g。

「1杯…2杯…3杯…。ん?」

計量器が壊れてるーーーっ!!

20g分の増加にならなきゃいけないのに、4g分しか増えてなーーーい!!!

あちゃー。

どうしよう!?

パンとかお菓子ってさぁ、レシピの分量通りに作らないととんでもなく失敗するって言うじゃない。だからと言って、ここで全部捨てちゃうのはもったいないよ…。どう見ても、いつもの倍の量になっちゃったんだよねぇ。

よく見たらね、最初の段階で「大きめのどんぶり」がね、いつもの倍の大きさのどんぶりを使ってたことに気づいたのよ〜 笑

ちらし寿司用って言えばイメージわきますぅ? 大きすぎて重すぎたから、計量器が誤作動起こしちゃったのでした。あちゃー!

でもまぁ、こうなったら、やっぱり素材を大切に使うためにも、目分量と「勘」を働かせるしかないのよね。

しかも今回は、初挑戦のリンゴの餡を入れようと気合い入れてたので、なんとか成功させたいのよね〜。

ということで、牛乳もバターもマヨネーズも目分量。なんとなくの生地の柔らかさや弾力を感じながら、生地と会話し…発酵もしっかりして…焼いてみた。

   

どうよ。完璧っ!!!笑

   

今まで作ったどのパンよりも美味しいパンができちゃった! パンの膨らみ具合もパンならではの香りも最高。リンゴ餡の甘酸っぱさと、深みとコクと気品のある美味しさに、絶妙な食感…。

   

↑ ちなみにリンゴ餡の配分もまちまちになっちゃって…これはギッシリ!笑

美味しかったということで、レシピという基本は必要だけれど、やっぱり最後は「勘」よねぇ〜。えへへ。

まあ、勘で作ってるようじゃぁ絶対に商売はできないなと、再認識はしましたけどね。パン職人さんに敬意を払います!

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