全粒粉の味わい方はまだ分かっていませんが、んー、なにかひと手間加えているところに付加価値を見出して高級感を演出…。いや、そもそも全粒粉は我が家の強力粉よりは明らかにお高め。
だからこそ、失敗できないという緊張感が増しますなぁ。
表面がツルンツルンになるようしっかり捏ねて、様子を見ながら発酵させて、贅沢にバンズさまのための空間を確保して焼きに入ります。表面には卵も塗り塗りしてございます。
焼く間の10分は、トップが焼け焦げないか気が気じゃない。5分経ったらアルミ箔をかぶせて表面を保護。
そしてこの間にハンバーグを捏ねたり、野菜を切ったりして最終行程にゆるゆる向かいます。
バンズの粗熱を取った方が半分に切りやすいので、時間は十分にあるのです。
はい、満足のいい色に焼き上がりましたよ〜! 全粒粉の粒々もいい仕事していますっ。
自分の胃に合ったちょっと大きめのハンバーガー。バンズの迫力あるモチモチ感がいいですねぇ〜
んー、ただ……、このバンズだとハンバーグが負けている気がする。ハンバーグをちょいと捏ねすぎた感がありますねぇ。
うわっ。ここにきてハンバーガーの具材のバランスに気づいてしまった。そっか。肉とケチャップをパンで挟めばハンバーガーになるわけじゃないんだ! ケチャップとマヨネーズやマスタードの味を楽しむだけじゃないんだ!
我がハンバーガーのアンバランスを知って初めて気付いたハンバーガーの奥深さ。
そうだ、層だ!
なぜ挟むのか、それは層を楽しむためではないか! ハンバーグの作り方も研究しなきゃ!!