去年の12月頃に封切られていた映画「天上の花」が期間限定で再び映画館に帰ってきました。
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萩原朔太郎の娘さんである萩原葉子さんの小説「天上の花〜三好達治抄〜」を映画化したもの。『戦争の時代に翻弄されつつ、詩と愛に葛藤しながら、懸命に生きた者たちへの鎮魂歌』だとパンフレットに書いてありましたが…
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私は三好達治のことを知らなかったものですから、あぁなるほど、酒に暴力ねぇ…。16年4ヶ月もの間、ひとりの女性を思い続けたというが、そんな自分に酔いしれていただけなのか。あぁ、生きるために戦争を賛美する詩を書いたのねぇ。
当時を知る人からするととんでもない狂気だったのかもしれないし、戦時中だからこそそこかしこでそれがまかり通っていたのかもしれないし…。
とはいえ現代にも通じてしまうところが切なく悲しいし、やりきれない。