野菜畑の高温障害…

キャベツ、ナス、トウモロコシ…。大好きな夏野菜にもさすがの高温続きで影響が及んでいます。

茨城県古河市の鈴木農園にお邪魔させていただきました。猛暑で汗だく、収穫でお忙しい中、有難うございました!

キャベツは、まさに今収穫しているものは、高温の影響で成長が促進されて大きくなりすぎて、買い手がつかない状況にあるといいます。

スーパーに並ぶキャベツが大きすぎたら、「家庭の冷蔵庫には入らないよ〜」と思われちゃうそうで…

1週間ごとにL玉サイズを収穫できるように調整していても、「え、2週間先のものまですでに売り時だよ〜!」みたいな感じで、ドンドコ収穫して巨大な冷蔵庫へ保管しておかないと2L、3L…とグングン大きくなるそうです。

節電に協力するのは厳しいですよー!

そしてもっと深刻なのは、今月下旬に収穫予定のチビちゃん達。この子たちは、葉焼けを起こしてしまっているのです。このまま育つと、葉焼けした部分を巻きながら育つから、半分に割ってみると中が腐っていた…なんてことになりかねない!

土のある栄養分が高温によって失われ、結果として葉焼けを起こすんですって! 救済措置としては、葉焼けを起こさないような肥料をセッセと与える作業を追加してやらなきゃいけなくて、もうてんてこ舞い!

鈴木弘晃さんはどこにもぶつけようのないツラさや怒りや悲しみを、大いなる愛情にかえて、日々、野菜たちと向き合っていらっしゃいました。

水をたっぷり必要とするナスやトウモロコシも、実が小さかったり、色艶が薄かったり…でも、味は美味しいんです。

色がぼんやりするボケナスだっていいじゃないか!というより、ボケナスでいいよ。理由を知ると、野菜へのまなざしが変わる…

今まで知らなくてごめんなさい。まだまだ知らないことがたくさんあってごめんなさい。

ツヤツヤしたナスの方が綺麗で美味しそうなのは、育て方はもちろんだけれども、気候もうまく合っていたから。農家さんの努力ではあるけれど、それだけで全てがうまくいくわけじゃない。

ツヤツヤしたナスの方が美味しいんだと刷り込まれた部分もあるけれど、ボケナスも美味しいのです!

がんばれボケナス!

ボケナスって、惚け茄子って書くんですねー。ナスに惚れるって、いいじゃないっ♪

野菜も人間も猛暑に打ち勝つのです!

あ! 鈴木さん、J-WAVEのリスナーさんでいらっしゃいまして、私の声にも気づいてくださいました〜! ありがとうございます〜。私にも栄養を注いでくださったので、頑張りますねっ!

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