ピロピロと葉っぱが落ちたものですから、これはもう光合成をしなくなり、つまりは終焉を迎えたんだなと覚悟を決めたものの、なぜだか生命力を感じてしまう。
それは、ひと節目にちょこんとついている芽がそう感じさせているのか……。
ならばダメ元でこの芽に栄養を注いでみよう! ということで、上の幹を切る作戦を展開。
このまま朽ちるのか、それとも栄養を吸う力が残っているのか……
ん!?
日に日に伸びてきたよー。
確実に伸びたよ! カーテンフックとおんなじ計上。あらカワイイ!
でも、ここで成長が止まることはあり得る。
根っこのための栄養剤を薄めて投入。水浸しにすると根腐れしちゃうから慎重に……。とはいえ、根を目視することはできないから、この「芽」を観察するのみ。
うん。順調じゃん。伸びてるじゃん。生きてるよ、このアボカド!!!
上を切ってから1週間で、この成長スピード。たくましい!
ところで、君は何? 葉っぱになるの?
んー、なんだか枝っぽいんだけど……。
ねぇねぇ、君は、上を切らなくてもこんな風に伸びていたの? それとも、上を切ったからこそ栄養が自分のものになって伸びることができたの?
真相は分からないけれど、今は君に会えて嬉しいです。諦めなくてよかった。生命力を信じてよかった。
強くいてくれてありがとう!