清水寺に巨大こけし!

穏やかな春の温もりに包まれる清水寺に出現したのは巨大なこけし! 仁王門の脇にどーんとその身を横たわらせています。

3/13(日)まで、ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022が開催されていて、日本を代表するアーティスト14名の作品が展示されています。テーマは「祈り」。

巨大こけし「花子」は、2011年の東日本大震災の鎮魂を目的として制作されたアートです。東北地方の郷土玩具がこけしなんですよね!

         

          

昨今のコロナ禍やウクライナ情勢に心をいため、平和な世の中を願って、涅槃仏をイメージして横たわらせたそうです。

しかも花子ちゃんは40ほどの言葉を喋り、時々お歌を歌うんです! かわいいし、シュールで好きっ。

眺めているうちにジワジワと着物の朱と仁王門の朱が融合して、違和感のない空間にひたる……。

           

屋外展示としてはもうひと作品、西門の前の約3.3mの狛犬も凄い迫力です。ギョロリとした赤い目に黒とシルバーのメタリックで強靭な肉体……! 

           

         

狛犬の牙もまたスゴイんです! 魔除けパワー全開。ありがたやありがたや。

         

そして、屋内展示も見応えがあります。普段は非公開の経堂と成就院に絵画や映像、オブジェが展示されています。静けさ広がる和の空間に、現代アートの妙! 不思議とスッとその空気感に体がなじむんですよねぇ〜。

1,200年以上の歴史のある清水寺と現代アート、新旧の親和性をぜひ体感してください。

ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022

3/13(日)まで。観覧料は600円。オンラインでの事前予約をお願いします!

          

本日もゴゴスマをご覧くださり、有難うございました!

       

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