iPS創薬と再生医療の二刀流…

2007年に山中伸弥教授によって発明されたiPS細胞を活用し、難病といわれる様々な病気の創薬・再生医療の研究、開発、製造、販売を先頭に立ってすすめる会社。それが株式会社ケイファーマです。慶應義塾大学発の精神は、経営理念や経営方針に反映されています。

創薬と再生医療を同時に進めるのはなかなか大変ではありますが、どちらも非常に大切で、将来を考えた時にこの2つを進めることが最善だと福島弘明社長はおっしゃいます。開発パイプラインの豊富さも強みです。

難病に苦しむ方は、日本だけでなく世界にあまたいらっしゃいます。早く治療薬を届けたい。早く治療法を広めたい…企業だけでなく、国とももちろん伴に走っています。

ケイファーマのiPS創薬事業のリード開発パイプラインは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)。基礎研究、臨床試験の前段階の研究、そして1〜3のフェーズを経て、申請、承認へ。そのうちのフェーズ2までを完了し、フェーズ3に向けて進んでいるところ…。

独占権を得られる希少疾病用の医薬品指定申請に向けた手続きも行われていますし、海外展開に向けた事業開発も進んでいます。

ALSだけでなく、同時に前頭側頭型認知症やハンチントン病、フェリチン症、那須ハコラ病、難聴などの研究も進んでいます。

細胞の移植治療である再生医療事業のリード開発パイプラインは亜急性期脊髄損傷。一般的に3段階の臨床試験を2段階で申請・承認へと進めるような流れにも乗って、その先へその先へと着実に準備をすすめ…、2030年前半が販売開始目標とのこと。

詳しくは…

松井証券マネーサテライト「社長に聞く」#120 ~株式会社ケイファーマ 代表取締役 福島弘明社長~

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