寒波を乗り切ったらしい野ざらしのバラたち。すでに葉を落としている枝は短く切った部分もある。それがバラを育てるセオリーらしいから。
そんな枯れ枝のような細いキミからは、もう芽が出ている。すでに春への準備が整いつつある。
たしかに、来週の土曜日は立春。暦の上では春…二十四節気どおりにバラが育っている。昔の暦ってすごいし、温暖化だとか異常気象なんてものはないのかとさえ思ってしまうほどの正確さ。
けれども、まだまだ緑葉が残っていたり、そもそも冬前までに成長しきれなかった枝たちもあり、んー、やはり冬が暖かかったからなのねと、先ほどとは別の意見を持たざるを得ない状況も目の前で起きている。
そして、こんなに緑が茂る枝には新しい芽吹きは見られない。つまり、これらの枝にはこの春の花は期待できないということか。
でも、これをむげに切り落とすのは残酷というもの。この子たちにはこの子たちのペースがあるから、どう成長するか見守るのです。
こんなに寒い時期に花を咲かせようと頑張っている子もいます。ファイトッ!