ブダイやキョンなどを巡っては、なにかと厄介な問題が発生しています。今回のウィークリー千葉県の特集は「厄介者の課題解決」と題してお送りします。
まず宮崎結希乃ちゃんがリポートしたのは、ブダイについて。新勝浦市漁業協同組合でお話を伺いました。厄介者といわれる理由は、2つ。まずは、値が付かない「未利用魚」だから。もう1つは、海藻をエサにするため、海の底が焼け野原のようになる「磯焼け」が問題視されるから。

海藻の減少はブダイによるものだけではなく、地球温暖化の影響で海水温が上昇していることも要因なのですが、この温暖化でブダイはさらに活発になって食欲旺盛に! う~ん、やはり困った問題です。
そんなブダイ。値がつかないとはいえ、なんと美味しくいただくことができるんですって。漁師さん、水産会社さん、さらに食事の宅配を展開する会社さんの力を合わせて、商品化に成功。今では、人気が出すぎて売り切れ状態になっているそうです。
今回、特別に作っていただき、そのお味を確かめてみました。勝浦のブダイの煮つけ! 肉厚の身は、プルンっとした弾力のある食感で、甘辛い醤油味がしみ込んでいて、とっても美味しい!未利用魚だなんていわずに、どんどん利用してもらいたいです。

次に、特定外来生物のキョンについて。千葉県中南部の18の市や町で繁殖が確認されていて、農作物の被害が絶えません。もちろん、食肉としての利用も進められていますが、「皮」の利用を今回は紹介します。
キョンの皮をレザー製品にしてみれば、なんと柔らかい! 繊維がとても細かく、手触りがいいんですよ。人気商品は、セームクロスです。眼鏡や楽器、アクセサリーを拭くのに使われます。キョンの革は最高品質のレベルなのだそうです。それほどの質だからこそ、スキンケアに使うこともできるとのこと。
さらに、ワークショップも開催していて、セームクロス入れをつくることができるそうです。制作中は、キョンの生態や革についてのお話もきけて、結希乃ちゃんも充実した時間を過ごしたようです。「作品を見るたび、触るたびに、キョンや地域のことを思い出せます」と話していましたよ!
まだまだ様々な問題が起きますが、みんなで知恵をしぼって、課題解決を目指していきましょう。
◆千葉県の主な出来事
・県内各地の消防職員や消防団員の士気を高め、消防防災体制をより確かなものにするため、毎年開かれている千葉県消防大会、およそ600人が参加。熊谷知事は「災害から県民の命と暮らしを守るため、現場の第一線で活動する皆さんへの期待はますます大きくなっている」と激励しました
・うるおいとやすらぎに満ちた快適なまちづくりを進める目的で平成6年度に始まった「千葉県建築文化賞」に、8作品の建築主や設計者、施工者に賞状が贈られ、熊谷知事は「それぞれの都市に彩りを添えていただいている」と謝意を述べました
チバテレ「ウィークリー千葉県」毎週土曜夜10:00~
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※次回の放送は4/4(土)「令和8年度の千葉県予算」をお送りします。



