ウィークリー千葉県、今週の特集は「千葉からはばたく、未来のアーティスト」と題してお送りします。千葉県は、未来を創造するアーティストを支援するためのプログラム、アーティストフォローアップ事業を展開しています。
まずは将来性のある豊かな才能を発掘。そして、アーティストとしての活動に関して専門家がアドバイス。さらに、活動経費の一部を助成するなど、様々なサポートをするものです。支援期間は1年!
ちなみに、昨年の第1期は『絵画・彫刻』『デザイン』『軽音楽』『コンテンポラリーダンス』の4分野に2名ずつ、計8名を支援。第2期は、『絵画・彫刻』を『美術』として、4分野から5名を支援。

今回、高井麻由果ちゃんがお会いしたのは、まず、第1期支援アーティストの白谷琢磨さん。折り紙をモチーフにした形を木彫に置き換えて製作する木彫作家さんです。「神馬(かみうま)」は、折り紙の馬を見て「よし、実際の動物の大きさにつくろう」と、木彫りで製作。ツンと尖った足4点で馬の胴体を支える…素晴らしいバランス。すてきなシルエット。神々しさを感じるほどです。
さらに、第2期支援アーティスト横尾拓郎さんは、版画家さん。建物に興味を持ち、敷地面積分の床の痕跡を拓取りしていらっしゃるんです。魚拓ならぬ、床拓…とでもいうのでしょうか。
墨を床に塗り、その上に紙を敷いて、墨を吸い取り、床から剥がしてその紙を見ますれば、あらゆる傷跡や置いてあったものの痕跡などが白く浮き上がる。
例えば、廃校にする小学校のすべての床の拓取りをしたり。大多喜城の改修に先立ち、すべての床情報を記録しようと活動なさっています。今回は3,000枚!? 気が遠くなりそうですが、それを分厚い分厚い辞典にまとめて、作品に仕上げます。

来年の3月に千葉県立美術館で開催されるアーティストフォローアップ事業の成果展で展示されます。詳しい日程は後日、千葉県のホームページに掲載されるとのことです。
そして現在、来年度の第3期アーティストフォローアップ事業の支援対象アーティストを募集中! 募集要項など詳しくは、ホームページをご覧ください。なお、申請希望者を対象に11月12日、14日、26日の計3回、説明会を実施しますよ。
アートに触れて、感性を磨きたいです!!
◆千葉県の主な出来事
72回目となる「千葉県戦没者追悼式」が行われました。高梨副知事は「戦争により亡くなられたすべての方々に哀悼の意を捧げますとともに、御遺族並びに御列席の皆様の御多幸を心からお祈り申し上げます」と式辞を述べ、全員で黙とうを捧げました
◆県からのお知らせ
「千葉県公式LINE」リニューアル。健康・教育・観光などの欲しい情報を選んで受け取れる「セグメント配信」、気象警報や地震情報など、地域の防災情報を受け取れる「Lアート連携」などの新機能が追加されました!
◆なのはな便
千葉県の魅力にプラスの価値!成田空港のワクワクを届ける成田空港グループ。地域の魅力ある特産品を活かしながら商品開発をした「さつまいもチップス」は、成田空港周辺地域の味わい深いさつまいもを素揚げし、世界を連想させるトリュフとハニーバターの味わいに仕上げてあります。さらに、10月24日に新発売の山武市でとれた海の塩を隠し味に使用したサンドクッキーもぜひ、ご賞味ください!お土産にもご自身へのご褒美にも〜!
チバテレ「ウィークリー千葉県」毎週土曜夜10:00〜
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