『大きな家』

映画『大きな家

いろんな会社があって、いろんな学校があるように、いろんな施設があって、いろんな家庭がある。

家族とは何かを考えるときに、血のつながりというのは、あるときにはとても大切で、あるときにはどうでもいいと感じることも…

満たされるってなんだろう。孤独にしないこと。大きなお兄ちゃんお姉ちゃんが、小さな子をみるのは当たり前で。持っている人が持っていない人に分けていくのは当たり前で。頼る、頼られるのは当たり前。お願いする、お願いされるのは当たり前。

みんなで一緒に、守られることが必要な人を、守る。

素敵だなと思える心持ちを持っている人たちとの出会い。当たり前のことを当たり前にしていられるのは、自分ひとりで解決できないことが多いから…まわりを見渡せば足りないことだらけだから…

足りているから、ひとりでなんとかなるはずだから、なんとかしないといけなくなる…。そうなの?

満たされる努力も自分でしないといけなくなる。私が、私から…。でも、それはやっぱり苦しいことだなと思う。

そういう環境にあるかもしれないと当たり前のように知っておくこと、知り合えることが大切。

それも寄りそうこと。とても大事なこと。

東京の とある児童養護施設。
ここでは、死別・病気・虐待・経済的問題など、
さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちと
職員が日々を過ごしています。

家族とも他人とも言い切れない、
そんなつながりの中で育つ子どもたちの本音と、
彼らを支える眼差しに密着しました。

『大きな家』公式サイトより

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