ドローンやロボットと人との共生。ドローンが飛び交う社会を支えるのは、ブルーイノベーション株式会社代表取締役熊谷貴之社長です。ロボット・システムのプラットフォーマーとして、自立分散型の社会インフラを支えることをミッションに掲げていらっしゃいます。
そのシステムがBEP(ベップ)と呼ばれるコア技術「Blue Earth Platform」です。センサを組み合わせて高精度な屋内自動飛行を可能にし、障害物を自動回避する最適ルートを指示する「マルチセンサポジショニング」と操作アプリ、サーバー通信システム、情報統合管理システム、マップ情報、データベースからなる「サーバー・アプリプラットフォーム」が核となっています。
GPSが機能しない場所でも飛行できるので、トンネルや地下など特殊環境下での点検作業などに活用されます。10万人のパイロットネットワークがあるのも強み。15年以上ドローンの研究に携わってきた長年の蓄積があるからこそ。
実証実験も進んでいます。実装はもちろん、政府、企業、自治体との連携も強化し、社会にドローンが必要とされればされるほど、そこではブルーイノベーションが活躍することになります。
「バックトゥーザ・フューチャーで現実になっていないのは、タイムマシーンとドローンでの犬の散歩ですよ!」
とおっしゃる熊谷社長。そっか、宙に浮くスケボーはもうあるし…。法改正もますます進み、ひとりひとりがスマホのようにドローンを持つ日も来る!?
まずは、物流、移動、防災、減災、医療、介護、防犯…私たちの住む町の、都市のインフラとつながって、私たちの生活を支えるビジネスを応援します。