今月１日に千葉市美浜区豊砂にオープンしたのが「千葉県総合救急災害医療センター」です。これまで２４時間体制で、重篤救急患者などの救急医療を行ってきた「千葉県救急医療センター」と「千葉県精神科医療センター」が統合して新しく生まれ変わりました！
救急医療と精神科医療、そして災害時の医療を提供。私たちが一般の外来にかかることはほぼありませんが、千葉にこのような施設がオープンしたのはとても心強いですね。
救急医療の初療室にはハイブリッドＥＲを新規に導入。患者さんが乗ると、ＣＴの画像診断からカテーテル治療までできるので、移動が要らず、振動を避けたい患者さんにも優しい設計です。
そして、精神科救急があることで、身体、精神、両面の合併症の患者さんに適切に対応することができます。連携をはかる「千葉県こころセンター」は、医療センターと入り口が違うので、利用者さんのプライバシーも確保でき、医療センターとは全く別の組織であるということが皆様にお分かりいただけるかと思います。
千葉県こころセンターでは、精神保健福祉全般に関する相談事業や普及啓発のための研修会、精神障害者の方が地域で暮らすための福祉制度の事務作業などが行われます。
さらに、災害発生直後から活動する「ＤＭＡT」と、被災地で心のケアに対応する「ＤＰＡＴ」を運用でき、大規模な自然災害、テロなどの人的災害の発生にも対応。
万が一の時に、頼れるところがある安心感…。大事です。
◆千葉県の主な出来事
・県立美術館で開催中！ オランダ出身の芸術家「テオ・ヤンセン展」のオープニングセレモニーが行われました。
・「九都県市首脳会議」について。千葉県からは「放課後児童クラブの整備と質の向上」について国へ要望することを提案。各首脳から賛同を得ました。
◆なのはな便
去年2022年に行われた全国の街のパン屋さんの１番を競うコンテストの菓子パン部門で見事グランプリ、日本一になったパン屋さんからお便りが届きました！
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