雲ひとつない青空が広がる京都。見事に色づく紅葉、風に舞う散り紅葉…地域によって、場所によって様々な表情を見せ、私たちを魅了しています。
京都全体で見るとやはり来週からが本格的に見頃になるのではないかと地元の皆様はおっしゃいます。
そんな中、京都・伏見区の醍醐寺にお邪魔いたしました。仁王門から10分ほど進んだ弁天池のイロハモミジの見頃が始まっています。
弁天池には弁財天をまつる弁天堂があり、その前にかかる朱塗りの橋の奥には小さな滝が見えます。醍醐山という山全体およそ200万坪が醍醐寺で、醍醐山から湧き出る清水がこの池に注がれています。
水紋の広がりがピタリと止みますと、鏡のように紅葉が映り込み、これまた神秘的な景観が広がります。
醍醐寺には、京都府に現存する最古の五重塔があります。応仁の乱などでも焼失しなかった逞しき五重塔です。
そして、醍醐寺から北へ車で20分ほどのところに南禅寺がございます。天授庵には池泉回遊式の庭園と枯山水のお庭があり、異なる趣に心あらわれます。
天授庵の本堂に腰掛けて、白砂と青き松に苔、そして濃淡ある紅葉、散りゆく紅葉の風情をご堪能いただけます。
参道に連なる紅葉のトンネルもまた見事です。多くの方で賑わう京都の秋はまだまだ続きます。
本日もゴゴスマをご覧いただき有難うございました!