3月3日は耳の日。なるほどぉ。
盲ろう者の皆さんと初めて交流。『指点字』の「書き方」「読み方」を学ぶ。盲ろう者さんの右側に座り、差し出された両手の甲の上に、私の手と指を重ねるようにして置く。使うのは、親指と小指以外の両手の指6本。
五十音を指点字で記してある表を見ながら、ひと文字ずつ相手の指を押さえつつの、おしゃべり。ピアノで和音をつくりながら演奏するみたいな感じ。本当に根気よく1文字ずつを押さえて(書いて)いく。

慣れると…めちゃめちゃ早く押さえる(書く)ことができるらしいが。そして、すんごく早くて、どの指とどの指に触れているのかまったく分からなかった。人間の感覚って、磨けば磨くほど研ぎ澄まされることを実感。
押さえ間違えた時に、「今の違う違うー」って、とっさに指の甲を払ったら、「それでいいんです。消しゴムで消すような感じで、間違えたら指でササッと払えばいいんですよ」って。なるほど。
相手には私の笑い声も聞こえないけれど、そんな時は指をパンパンパンッて軽く叩くようにすれば、それで雰囲気が伝わる。指で笑う感覚。触れ方ひとつで、感情はちゃんと伝わる。
『触手話』も初めて体験。私が普通に手話をすれば、相手はそれに触れながら読み取ってくれる。普通にと言っても、普段は自分の体に触れながら表す手話も、相手の近くで、空中のみで表現する。
私にとってはいつもと違う手話になってるのだけれど、それがちゃんと伝わっている。嬉しい。単純に、コミュニケーションできたことが嬉しい。お相手の方も笑顔になってくださって。より嬉しい。私が笑顔になっていることは、私の手から伝わっているのだろうか…。たぶん、笑顔を感じてくださっていると思う。
つながるって、とっても嬉しい。



