ドライブ・マイ・カーからの名探偵コナン!

観られてよかった〜。面白かった〜。ドライブ・マイ・カー。カンヌ国際映画祭脚本賞、アカデミー賞国際長編映画賞などを受賞した作品。

予告や観た人の感想から想像していたストーリーとはかなり違っていて、良い意味で期待を裏切られました。

広島の風景を見て懐かしくなったり、東京乾電池のワークショップ時代を思い出してやっぱり懐かしくなったり。運転する楽しさとか運転し続ける心地よさもよみがえってきた。刻々と流れるストーリーとは全く違う感情に追いかけられながらも、スクリーンに映し出される世界に浸り続ける。

あの映画内演劇も全編見たいなぁ。9つの言語が生み出す多言語劇。ああいうお芝居に参加してみたいな。言葉がぶつかる先に生まれるあの奇跡、日常では味わえない感覚。

人のことは分からない。見えているもの、見えないもの、見せているもの、見せられないもの。自分のこともよく見失うのに。でも、全部嘘ではないのかも。そして、やっぱり生きていきましょうよ……と。

       

そんな余韻にギュギュギュギュッと自分を押し込んだ5分後に、名探偵コナンを観る!

ティリティッティーン、ティリティッティーティリーッ♪ 瞬時に切り替わるえげつない脳内スクリーン。

なるほど謎は解けたけれど、映画を見ていなかったら残ったであろうあれやこれや。これまで1話も取りこぼさず見続けてきたわけではないけれど、これは観られてよかった〜。

見渡す限りのコナンのポスター。ドライブ・マイ・カーは特別公演だったので入る時に案内ポスターを撮り損ねたら、帰りにはそれすら外されていたという……。

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