日頃は儀式用にお使いだというマスクを、拝観者の皆様にもすすめているのが京都・仁和寺です。
いつもは使う分だけ、自分の分だけ作っているのに、今は手分けをして1日に200〜300枚分をお作りになっているそうです。
だいだい作った200枚くらいは1日でなくなるということですから、拝観者さんはそれなりにお越しのようです。
拝観スペースは密閉空間はなく、吹きっさらしの廊下が連なりますから、新型コロナウイルスが感染拡大する場所にはあたらないようです。
それでも!咳エチケットを呼びかけたい、継続してもらいたいなどの思いを込めてのマスク配布です。
マスク中央の朱印は、仁和寺オリジナルです。病気平癒を祈る薬師如来坐像を現す種字、いわゆるサンスクリット文字のハンコが押されています。
このマスクを受け取った拝観者さんの中には、
「お守りとして持ち帰ります」
と、おっしゃる方もいました。
仁和寺は、東京ドーム2個分の敷地があります。とっても広いお寺ですが、とにかくお庭が美しいので、今度はゆっくり遊びに行きたいものです。