「筋肉に働きかけて、声をよくすることはできませんか?」と講師の依頼を受けたので行ってきました。生徒さんは、中学生から社会人と幅広い年齢層です。アナウンサーになりたい、会社の面接のため、大勢の前で緊張しないため、仕事で人前で話さなければならない、大きな声がでるようになりたい、声がかすれやすい・・・など、皆さんそれぞれに熱い想いがあります。
『声をよくするためのレッスン』
第一段階
・体の構造を知る
・筋肉に触れてみる
・筋肉の動きを感じる
第二段階
・自分の発声のクセを知る
・筋肉の動きと姿勢のつながりを感じる
・発声のしやすい姿勢を整える
第三段階
・感情が与える筋肉の動きを感じる
・感情と発声のつながりを知る
・感情を整える
第四段階
・呼吸のしくみを知る
・呼吸を整える
・さまざまな発声を知る
第五段階
・使える筋肉をつくる
・筋肉をケアする
今回は、2時間のグループレッスンでしたので、上記の内容のポイント抽出セミナーになりました。皆さんの向上心や情熱につられて、特別に「滑舌のレッスン」も加えるなど、ゆるゆる感の少ない詰め込み型でしたが、皆さんの姿勢・声・表情・滑舌がみるみる変わっていくと、やはり幸せな気持ちになります。
「あきらかに声が変わって驚きました」
「笑顔でいるのが楽になりました」
「姿勢が良くなった気がします」
「声がよく出ます」
「呼吸が楽になりました」
「心地よく喋る姿勢が分かりました」
「高い声が出せるようになりました」
「滑舌が変わりました」
「声の感じが違います」
なかには、
「柔らかい声の出し方がまだ分かりません」と柔らかい声でおっしゃる方がいます。「今のその声が柔らかい声ですよ」と、レッスン前に録音していた声をお聞かせして初めて自分が変化していることに気付く方もいらっしゃいます。
ローマは一日にしてならず。これも継続です。どうぞご無理なさらず、ゆるゆると続けてみてくださいね。結果は後からついてきますから!! 変化を楽しむことはとても大切なことです・・・。
